この記事でわかること
- 変動金利・固定期間選択型・全期間固定の違い
- 金利の違いで返済額がどれくらい変わるか
- 契約前に確認しておきたいこと
この記事を確認したい人
- これから住宅ローンを借りることを検討している人
- 変動金利で借りていて、金利の動きが気になる人
POINT|ここだけ覚える
変動金利は金利の見直しによって返済額が変わる可能性があり、全期間固定は借入時に返済額が確定します。どちらが有利かは、将来の金利の動き次第です。
金利タイプの違い
| 金利タイプ | しくみ | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 変動金利 | 返済期間中、定期的に金利が見直される | 金利が上がると返済額が増える可能性がある |
| 固定期間選択型 | 一定期間(例:10年)だけ金利を固定する | 固定期間が終わると、その時点の金利で見直される |
| 全期間固定 | 返済が終わるまで金利が変わらない | 借入時に総返済額が確定する |

カラちゃん
金利が少し違うだけで、返済額はそんなに変わるのかな?
金利による返済額の違い
EXAMPLE|具体例
3,000万円を35年、元利均等返済(ボーナス返済なし)で借りた場合の試算です。
| 金利(年) | 毎月の返済額 | 総返済額 |
|---|---|---|
| 0.5% | 約77,900円 | 約3,271万円 |
| 1.0% | 約84,700円 | 約3,557万円 |
| 1.5% | 約91,900円 | 約3,858万円 |
| 2.0% | 約99,400円 | 約4,174万円 |
金利が0.5%違うだけで、毎月の返済額は7,000円前後、総返済額は300万円前後も変わるんだよ。
DATA|数字・データ
上記は計算上の目安です。実際の返済額は、金融機関の条件や諸費用、返済方法によって異なります。
変動金利で確認しておきたいルール
変動金利の住宅ローンでは、金利が見直されても返済額は5年間変えない「5年ルール」や、返済額の増加を前回の1.25倍までとする「125%ルール」を設けている金融機関があります。
CAUTION|注意点
- これらのルールがあっても、利息が減るわけではありません。返済額に含まれる利息の割合が増え、元金が減りにくくなることがあります。
- ルールの有無や内容は金融機関によって異なります。契約前に必ず確認してください。
金利の上昇が預金や債券なども含めた家計全体に与える影響は、「金利が上がると家計はどう変わる?」で整理しています。
SUMMARY|まとめ
- 変動金利は返済額が変わる可能性があり、全期間固定は返済額が確定する
- 金利の差は、長期間の返済では総額に大きく影響する
- 5年ルール・125%ルールの有無は金融機関ごとに確認する
